阪神・佐藤輝 「先発左翼の呪い」を解いた 第1打席のクリーン安打でチーム21打席連続無安打で止めた
2025年5月25日(日)14時13分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神—中日(2025年5月25日 バンテリンドームナゴヤ)
阪神の佐藤輝が「スタメン左翼の呪い」を解いた。2回先頭で松葉から右前へクリーン安打。チームの先発左翼は5月17日広島戦から前日24日の中日戦まで7試合連続で無安打だった。四球もなかった。佐藤の安打は、5月16日広島戦で前川が7回に放った右前打以来、チーム21打席ぶりの安打だった。
佐藤輝は先頭で出塁したものの、次の大山の打席で結果的に暴走を犯してしまった。高橋周が三ゴロをはじいた後に一塁へ送球したのを見て、ランエンドヒットでスタートを切っていた自身は二塁を蹴って果敢に三塁を狙った。しかし、やや遠目からのヘッドスライディングが三塁ベース手前で減速してしまい、一塁カリステからの送球でタッチアウトになった。佐藤輝を押しのける形で、三塁で来日初スタメンをした6番ヘルナンデスが遊ゴロ併殺に倒れてチャンスは潰れた。