「キム・ミンジェを超える水準だ」アジア最高額が予想される三笘薫の移籍金に韓国メディアも関心 一方で一部ファンからは「費用対効果」に疑問の声も

2025年5月27日(火)11時40分 ココカラネクスト

三笘も移籍に前向きだという(C)Getty Images

 欧州各国メディアにおいて、バイエルンへの移籍が噂されているブライトンの三笘薫。すでに移籍金に関しての情報も流れている他、三笘本人も移籍に前向きであるなどとも報じられている。

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 三笘は今季、ブライトンで36試合に出場し、10ゴール4アシストを記録、プレミアリーグで日本人初となるシーズン2桁得点を達成するなど、決定力の高さを印象付けるシーズンとなった。最終盤こそ故障の影響から途中出場が続いたものの、開幕以降、シーズンの大半でスタメンに名を連ねブライトンの攻撃の核を担った。

 欧州での4シーズン目を終えた三笘はここからのオフシーズン、去就がさらに話題となることは間違いない。そして、日本人アタッカーのブンデスリーガ移籍についてのトピックは、欧州のみならず、アジアからも関心が向けられている。

 韓国メディア『OSEN』が5月26日、三笘の特集記事を配信。その中では、バイエルンが今夏での退団が有力視される、レロイ・ザネとキングスレイ・コマンの後任として三笘獲得を目指しているなどと、欧州の報道を引用している。

 さらに、伝えられている移籍金の内容もフォーカスしており、「三笘の所属クラブであるブライトンは、2027年までの契約期間もあり、主力戦力として評価しているが、およそ5500万ユーロ(約96億円)程度であれば交渉に応じる意思があると伝えられている」と説明。

 加えて、「今回の移籍が実現すれば、三笘はアジア人選手として史上最高額の移籍金を記録する可能性がある」としており、続けて、「現在の最高記録はキム・ミンジェが保持している。バイエルンはナポリからキム・ミンジェを獲得する際に、5000万ユーロ(約87億円)を支払った経緯がある。ブライトンが希望する5500万ユーロという金額は、この記録を超える水準だ」と綴っている。

 一方、トピックでは28歳という三笘の年齢が、今回の移籍において懸念される点であるとの指摘も。ザネ、コマンと三笘が同年代であることで、「すべてのバイエルン・ファンがこの移籍に好意的というわけではない。『将来を見据えた長期的な補強』というよりは『当面の戦力補強』に重点を置いた補強だという声もある。さらに、アジア最高額に近い移籍金が投入される可能性があることから、一部のファンは『費用対効果』に疑問を投げかけている」などと現地の声を紹介している。

 持ち味であるスピードやドリブルで相手の脅威となり、ストライカーとしての存在感も高めてきている三笘。世界中から視線が注がれるそのプレーは来季、どの国のクラブで目にすることになるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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