阪神・才木 粘りの零封で勝利呼んだ 安定感抜群!今季3度の地方球場全てQS

2025年5月28日(水)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神1—0DeNA(2025年5月27日 倉敷)

 粘りの投球で流れは渡さなかった。阪神先発の才木は6回1/3を6安打無失点と力投。バウアーとの投手戦で一歩も引かなかった。

 「毎回走者を背負ったんで。粘れたかなと。ピンチでの(ヒット)一本がなかったんで良かった」

 終わってみれば3者凡退は一度もなく、序盤から走者を背負う展開。3回は投手・バウアーに中前に運ばれるなど無死一、二塁のピンチを招いた。だが、牧を右飛、佐野を見逃し三振に仕留めると、最後はオースティンを遊ゴロ。中軸との対峙(たいじ)ではギアチェンジして抑え込んだ。

 球数が100球を超えた7回。先頭のバウアー、桑原に連続四球。牧を中飛に打ち取って1死一、二塁となったところで降板となった。「(7回は連続四球で)いきなり乱してしまったけど、中継ぎに感謝して。次は中継ぎを助けられるようにしたい」と意気込んだ。

 松山、新潟と今季だけですでに3度目の地方球場のマウンドで、3試合ともクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を記録し計20回1/3を1失点。大黒柱の貫禄を示した。(遠藤 礼)

スポーツニッポン

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