5連勝の巨人を球界OBが高評価「みんながいい仕事をし始めた」

2023年6月16日(金)16時38分 ココカラネクスト

岡本だけでなく、チーム全体が機能し始めたと高木氏は言う(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は6月15日の西武戦に勝利して連勝を5に伸ばした。DeNAが降雨ノーゲームとなったため、交流戦の単独首位に浮上。2014年以来の交流戦優勝を大きく手繰り寄せた。

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 巨人はチーム状態が上がっている印象を受けるが、現在の巨人の状況を野球解説者はどう見ているのか。現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで、巨人の戦いぶりを語った。

 高木氏は西武との3連戦を振り返る中、13日の試合で大城卓三が3点目となるスクイズを決めた場面に触れ、「(上位陣を)追い上げるために、『大城にもやらせておこう』っていうサインに見えた」「ピッチャーが両チームとも良い。なかなかホームランが出ない時に、大城がスクイズをやったように、なんか意識してんのかな」とコメント。原辰徳監督は交流戦明けに上位チームとの対戦に備え、得点パターンの選択肢を増やそうと思考を凝らしているように感じたという。

 また、15日の試合では9回に登板した大勢が長谷川信哉の頭部に死球を当て、危険球退場になって中川皓太が急遽登板した。無死一、二塁のピンチだったが、後続を抑えて無失点で乗り切る好リリーフを見せ、10回のサヨナラ劇を呼び込んだ。この場面について、「投打ともに歯車が噛み合ってきた、そんな感じがする」と話す。投手と打者だけではなく、投手陣も噛み合うようになり、ミスをフォローし合える好循環が生まれていると指摘。

 そして、「例えば、岡本のホームランだけで勝てたんじゃなくて、みんながいい仕事をし始めたということでの5連勝。やっぱりジャイアンツが乗ってきた」と状態の良さを語った。13日はメンデスと大勢、14日は戸郷翔征、15日は梶谷隆幸がヒーローインタビューに呼ばれたが、日替わりのヒーローが出てきている。戸郷のような“常連”からメンデスのような“ニューカマー”も活躍を見せ、バランスの良さを感じる巨人。16日からの交流戦最終カードとなった楽天戦で勝利を重ね、交流戦優勝を獲って勢いをつけたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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