熱男・松田宣浩氏が現役時に「守備が上手い」と感じた選手ベスト3を発表!「まさしく忍者」と絶賛した現役選手とは?

2023年12月5日(火)18時57分 ココカラネクスト

松田氏が選んだトップ3の人選は、いずれも納得のものだった(C)CoCoKARAnext

 ソフトバンクと巨人で通算1832安打、301本塁打を記録し、今季限りで18年間の現役生活を終えた松田宣浩氏が自身のYouTubeチャンネル『松田宣浩の熱男魂!!』を更新。8度のゴールデン・グラブ賞を獲得した松田氏の目線から、「熱男が選ぶ守備が上手い選手ベスト3」を発表した。

 3位に選んだのは巨人の坂本勇人内野手。ショートで5度のゴールデン・グラブ賞を獲得した名手だ。

 松田氏は「これほど堅実に、確実に守る選手はいないなと思いました」と語り、坂本の守備の凄みについて解説。「守備では何が大事かというと、投手が打ち取った打球を確実に捕って投げるというシンプルなこと。坂本選手は捕って送球するまで何も狂いがない。どんな状況でも正確にプレーしてることはすごいなと思いました」と正確な守備を絶賛した。

 坂本は今季の後半からサードに転向したが、「シーズン後半ではサードに行きましたけど、ちょっと苦戦するかなと思ったら、普通にプレーしていてめちゃめちゃ上手いですからね。ショートを守っていた経験がサードでも生きると思います」と、自身も守ったサードでの守備力も高く評価していた。

 2位に選んだのはソフトバンクの柳田悠岐外野手。強打のイメージが強い柳田だが、その守備について松田氏は「ギータはめちゃすごいんですよ。後方や左右の打球に対してこれだけは捕らないと負けると思ったときに、身体全体で捕りに行く」と守備範囲を絶賛。ソフトバンクで長い間チームメイトとしてともに戦ったが、「このプレーには何回助けられたか」と当時を振り返りながら、その凄みについて話した。

 また、松田氏は「やっぱり肩もすごいし、捕殺も多いと思う。ギータはノーバウンドでスローして正確というのが良かった」と肩の強さについても言及し、「トリプルスリーを獲って打つことだけがクローズされがちだけど、守備能力は外野手の中では上位だと思います」と2位にランクインした理由を語った。

 そして、1位に選出したのが、広島の菊池涼介内野手だ。侍ジャパンのチームメイトだった名手について、松田氏は「自分も国際大会でエラーをした後、キクが凄いプレーでゲッツーをとって初回をゼロに抑えた」と自身が助けられた経験を回顧。さらに「たくさんの選手がキクのプレーで助けられた」「あそこまで後ろに守っていて守備範囲が広い、まさしく忍者」と独特の表現で称賛した。

 また、印象深かったのが、「派手さもあるけど、確実にプレーしている」という言葉だ。常人離れしたプレーも魅力の菊池だが、松田氏は「与えられた守備機会に責任を持ってこなす。これは天下一品だと思います。練習から丁寧だから、普段からの行いが試合でのビッグプレーにつながっているんだと思う」と、その根底にある基本技術の高さを絶賛していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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