「パワーがやばいです。新外国人みたいですよ」巨人・大久保打撃コーチが語る”期待する若手選手”とは?

2022年12月17日(土)14時29分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 巨人は今シーズン、2017年以来5年ぶりのBクラスとなる4位となり、クライマックスシリーズ進出を逃すなど低迷した。シーズン中には、チームの大黒柱、坂本勇人内野手が長期離脱するなど、苦しい戦いが続いた。

 今季から、巨人の1軍打撃コーチに就任した「デーブ大久保」こと大久保博元氏が、中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、初代の楽天監督を務めた田尾安志氏のYouTubeチャンネルに出演。巨人の期待する若手野手について言及した。

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 大久保氏は1人目に、「保科に期待しています」と、育成の保科広一外野手を挙げた。「パワーがやばいです。新外国人みたいですよ」と、打撃力を高く評価。「フェニックスとか練習試合で結果を残して、たまにフライ落としたりとか、ミスもするんですけど、バッティングだけでいったらレギュラークラスですよ。まだ育成ですけど、(支配下)登録で即1軍みたいな選手ですよ」と、まだまだ荒削りなものの、来シーズン、1軍の戦力として期待した。

 続いて2人目に挙げたのが、今季プロ2年目の秋広優人内野手。「秋広はもちろんセンスがあります」と、こちらも能力を評価したが、「僕は彼にはホームランバッターになってほしいんです。今年は当てにいっていて、この間の試合でも3安打打ってましたけど、俺は全然満足してないよ、結果オーライだよ、と言いました。50本を打つくらいを目指してほしいですね」と、長打を放つバッティングに期待した。

 また、大久保氏は「増田大輝もバッティングよくて、監督も期待してますよ」と、代走や守備固めなど途中からの出場が多い増田大輝内野手を挙げた。「彼が1番に入ったら、30盗塁は楽にしますよ。たとえ2割5分でも監督に1番打者で推薦したい選手です。あの足は魅力的で、期待していますね」と、その脚力に大きく期待しているようだ。

 動画内では来季の巨人について、コーチ目線から言及する場面もあった。大久保氏は、「ホームランを打てるバッターがたくさんいるっていう点で見ると、打線的には優勝できますよ」と話した一方で、「ただ、チームとしてどうなのかというと、もうちょっと走れる意欲がないと、ホームラン待ちになっちゃいますよね。そこら辺は監督も考えています。(鈴木)尚広をコーチで呼んでいるので。彼は走る意欲を選手にもたらすことができる。例えば中田翔が2、3個でも盗塁したら、相手からしたら嫌なんです。中田でも岡本でも、走るってことを意識づけてくれたらいいなと思ってます」と、走塁の意識向上が優勝へのカギであることを話した。

 巨人に野手の新しいスターは現れるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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