中日・細川が100打点をクリアするためには? ラミレス「いつも言ってるけど…」
2025年2月28日(金)17時30分 マイナビニュース
元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が2月7日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【超貴重】『理に適った体の使い方』前中日コーチ和田が細川に伝授した打撃極意とは!? 〇〇のためにテニス特訓!? DeNA時代の細川をラミレスはなぜ起用しなかった?【和田一浩コラボ(3)】」に出演。中日の細川成也が100打点をクリアするために必要なことを語った。
○細川成也が修正すべき点を和田一浩氏が分析
前中日打撃コーチの和田一浩氏に対し、細川が修正すべき点はあるかをラミレス氏は質問。和田氏は「チャンスの場面で、いろんなボールを追いかけてしまう」「ある程度、『こう攻められるだろう』ってベンチで見てた時のまま(打ち取られる)」と弱点を指摘しつつ、「例えば、『インコース、速いボールで落とされたらキツいな』っていう攻められ方をした時に、その通りに三振してしまうんですね」と、自身の印象を語った。
続けて、和田氏は「この辺りはラミちゃんがすごい得意だったと思うんですけども」と前置きした上で、「相手のウイニングショットを狙うのか、こういうカウントだったらこのボールで入ってくるだとか、相手のプランがたぶんラミちゃんだったら見えてたんですけど、細川はまだ状況に応じてその辺りが見えてないんで、もう少しその辺りの技術が伸びてくると、たぶんもっとすごい成績出すんじゃないかなと思います」と持論を述べた。
この見解にはラミレス氏も「素晴らしいポイントだね」とうなずきながら、「いつも言ってるけど、打席に入る前にしっかりとしたプランを持つべきなんだ。とくに得点圏の時は相手の攻め方が違うからね」「ちゃんとしたプランを持っていなければ、先ほど和田さんが言ったようなことになってしまうよね」と説明。そして、「細川がそういったことをしっかり学べば、100打点はクリアできるはずだ」と期待を寄せていた。
【編集部MEMO】
明秀学園日立高等学校から2016年にドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団し、2022年に現役ドラフトで中日ドラゴンズに移籍した細川成也。移籍2年目となる2024年シーズンは自身初となる143試合すべてに出場、打率.292、23本塁打、67打点を記録し、ベストナインにも選出された。