カルーセル麻紀 30代で性転換手術も「失敗」 壮絶体験振り返る「オペ道具を持ってきてもらって...」
2025年5月27日(火)19時13分 スポーツニッポン
タレントのカルーセル麻紀(82)が26日放送のBSトゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん〜昭和の大先輩とおかしな2人〜」(月曜後9・00)にゲスト出演。性転換手術後に体験した壮絶なトラブルを振り返った。
カルーセルは昭和48年、当時30歳の時にモロッコで性転換手術を受け、戸籍を男性から女性に変えたパイオニア。
番組では、その手術直後の体験について、「目が覚めて鏡を見たら舌が真っ青だったの。苦しくてかんじゃったのかと思ったら、実は凄く強い麻酔だったのね」と当時を回想。目を覚ましたのは、手術からすでに3日たった後だったという。
その間に40度の高熱が出ていたことも明かし、「手術は失敗だった」とまさかの告白。高熱が下がらず体調が悪化していく中で、なんと「下半身が腐っているような状態だった。これはもうダメだと思って、看護師にお金を渡してオペの道具を持ってきてもらった」と衝撃的な体験を語った。
続けて、「消毒液とはさみを渡してもらって、自分で処置したの。私だってモロッコで死にたくなかったから」と、当時の覚悟と決意をにじませた。麻酔を使わずに自力で手当てを行ったというこのエピソードに、スタジオは騒然となった。