巨人・オコエ、完全試合阻止から決勝打! 右肘手術から早期復帰「感覚合ってきた」
2025年5月28日(水)6時20分 スポーツ報知
10回、オコエが勝ち越しの適時打を放つ(カメラ・岡野 将大)
◆イースタン・リーグ ロッテ1—2巨人=延長10回タイブレーク=(27日・ロッテ)
巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が決勝の適時打を放ち、勝利に貢献した。イースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)に6回の守備から左翼で途中出場。延長タイブレークの10回1死三塁で、左腕・中村稔のツーシームを中前へはじき返した。8回の第1打席では、チームがロッテ投手陣の前に1人の走者も出せていない状況で、冷静に四球を選び完全試合を阻止。その後、岡田の右越適時三塁打で同点のホームを踏んだ。「今日はようやく狙っていたセンター方向に飛んでくれた。そこの感覚は合ってきた」とうなずいた。
以前から右肘に痛みがあり、2日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出術」を受けた。当初は実戦復帰まで2か月の見込みだったが、順調にリハビリを進め、20日の3軍戦で早期復帰し、24日から2軍に合流。2戦連続の安打で「(打撃で)肘の影響はもう全然ない」と回復ぶりをアピールした。身体能力抜群の27歳が、ここから状態を上げていく。