【巨人】右肘手術明けのオコエ瑠偉が決勝適時打「肘の影響は全然無い」 実戦復帰まで2か月の見込みも驚異的な回復

2025年5月27日(火)18時37分 スポーツ報知

延長10回1死三塁、勝ち越しの中前適時打を放つオコエ瑠偉(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ ロッテ1—2巨人(27日・ロッテ浦和)

 巨人のオコエ瑠偉外野手が決勝の適時打を放ち、勝利に貢献した。

 6回の守備から左翼で途中出場。延長タイブレークの10回1死三塁で、左腕・中村稔のツーシームを中前へはじき返した。8回の第1打席では、チームがロッテ投手陣の前に1人の走者も出せていない状況で、冷静に四球を選び、まずは完全試合を阻止。その後、岡田の右越適時三塁打で同点のホームを踏んだ。「今日はようやく狙っていたセンター方向に飛んでくれた。そこの感覚は合ってきた」とうなずいた。

 以前から右肘に痛みがあり、2日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出術」を受けた。当初は実戦復帰まで2か月の見込みだったが、順調にリハビリを進め、20日の3軍戦で早期復帰し、24日から2軍に合流。2戦連続の安打で「(打撃で)肘の影響はもう全然無い」と回復ぶりをアピールした。

 「もっと欲張りたい。いい時は、ボールの下を捉えてライナーで長打のイメージがある。(今日は)まだ上っ面をたたいている。右手が強いのか、そもそものラインのイメージが悪いのか、映像を見て修正していきたい」と、背番号50は、さらなるレベルアップを目指す。

 今季は開幕1軍入りしたが、右肘痛の影響もあり、打率1割3分3厘。結果を残せず先月18日に登録抹消された。誰もが認める抜群の身体能力を持つ27歳が、ここから状態を上げていく。

スポーツ報知

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