「最強巨人」の呼び声も…日本一奪回の鍵を握る? 春季キャンプ「S班」の存在とは

2025年1月17日(金)6時30分 ココカラネクスト

坂本は今季37歳シーズンを迎える(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 まもなく2月1日のキャンプインを各球団、迎える。野球界の正月ともいえる日を境に各球団、目指す開幕に向け調整を進めていく。

 そんな中、昨年リーグ覇者、オフの大型補強も話題を呼んだ巨人の方向性も注目されている。

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 ソフトバンクからは扇の要、甲斐拓也を獲得、バッテリー強化を果たすと投手陣では日米通算197勝のレジェンド右腕田中将大、また中日の絶対守護神として活躍したライデル・マルティネス、ブルペンでは元DeNA左腕の石川達也、新外国人野手としては3Aで「トリプルスリー」もマークした経験もあるトレイ・キャベッジを獲得。多彩な顔ぶれも期待を高めている。
 
 また今春のキャンプでは2年ぶりに「S班」(スペシャル班)を復活させることも話題を集めている。ベテランや外国人選手を中心に調整を一任する「S班」は過去のキャンプでも実施したことがある。

 37歳シーズンを迎える坂本勇人、同級生で新加入となった田中将大、故障明けの岡本和真、ベテラン外野手の長野久義、丸佳浩、新外国人野手のトレイ・キャベッジらが含まれると見られる。

 S班のメリットとしては実績のあるベテランが自身のペースで調整を進められることで、様々なことを試せるという点もある。

 また若手にとっても班を分けることで、首脳陣に、よりアピールの場が広がることは大きい。
 
 2年連続Bクラスからの屈辱からV奪回を目指した昨季の春季キャンプは各選手、横一線のスタートで競争意識も高まった。

 4季ぶりのリーグ優勝を果たしたが、目指す日本一にはあと一歩、手が届かなかった。また違ったアプローチで戦う集団を形成しようとしている阿部監督。S班の選手たちがどのような形で調整を進めていくのかもファンにとっては興味をひきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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