巨人・若林楽人 痛みにもん絶!広島ハーンの152キロ速球が左脇腹を直撃 途中出場で負傷交代
2025年5月27日(火)21時38分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—2広島(2025年5月27日 富山)
巨人の若林楽人外野手(27)が27日の広島戦(富山)で左脇腹付近に死球を受け、途中出場で負傷交代となった。
1—2で迎えた8回、2死一塁で入った第2打席だった。この回から登板した相手5番手左腕・ハーンが1ストライクから投じた2球目、152キロ直球が左脇腹付近を直撃した。
若林はその場に転倒。痛みに顔をゆがめて身をよじりながらグラウンドに転がった。
トレーナーに加えて、ベンチから亀井打撃コーチも駆け付けたが、若林はなかなか動けず。何とか立ち上がって歩いてベンチに下がったが、直後に代走・笹原が告げられて途中交代となった。
巨人は0—2で迎えた4回、4番・キャベッジが2死二塁から中前適時打を放って1点差としたが、キャベッジは一塁ベースに到達した直後、ベンチに向かって両手の指をくるくると回し、自ら交代の合図。ここで代走に出て、そのまま左翼の守備に就いていたのが若林だった。
キャベッジは適時打を打った打席の2球目をファウルした際、自打球が右足の甲を直撃。通訳とトレーナーが駆け付ける場面があった。
巨人は主砲の岡本が6日の阪神戦(東京D)で初回の一塁守備中に打者走者と交錯して負傷交代し、左肘のじん帯損傷と診断されて長期離脱を余儀なくされ、現在は故障班でリハビリ中。キャベッジは10日のヤクルト戦(神宮)で第93代4番に就任していた。
若林はこの日はベンチスタートだったが、今季はここまで打率.275、3本塁打、12打点の成績を残している。