巨人キャベッジ「ちょっと無理だなと思ったので」適時打放った直後に自ら交代 28日出場には意欲

2025年5月27日(火)21時54分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人1—2広島(2025年5月27日 富山)

 巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28=米国)が27日の広島戦(富山)に「4番・右翼」で先発出場。4回に中前適時打を放ったが、その直後に自ら交代を申し出て代走を出され、途中交代となった。

 0—2で迎えた4回、2死二塁で入った第2打席。キャベッジは相手先発左腕・玉村がカウント2—2から投じた6球目、高め直球を中前に弾き返して中前打で出塁していた二走・増田陸をホームに迎え入れた。

 だが、一塁ベースに到達した直後、ベンチに向かって両手の指をくるくると回し、自ら交代の合図。すかさず阿部慎之助監督(46)がベンチを出て代走・若林をコールし、キャベッジは4回途中で無念の交代となった。

 キャベッジはこの打席の2球目をファウルした際、自打球が右足の甲を直撃。通訳とトレーナーが駆け付ける場面があった。

 試合後、取材に応じたキャベッジは「アイシングと圧迫の処置はしてもらったんで、負傷した時よりはだいぶ良くなりましたけど、まだちょっと痛みが残ってます」とコメント。

 自打球の痛みで交代を訴えたのか?という問いには「はい」と認めた。

 「自打球が当たった直後はプレーを続行するつもりだったんですけど、一塁に走る途中で、ちょっと無理だなと思ったので自ら交代を申し出ました」とキャベッジ。28日以降の出場については「基本的にはそのつもりでいます」と意欲を見せていた。

 巨人は主砲の岡本和真内野手(28)が6日の阪神戦(東京D)で初回の一塁守備中に打者走者と交錯して負傷交代し、左肘のじん帯損傷と診断されて長期離脱を余儀なくされ、現在は故障班でリハビリ中。キャベッジは10日のヤクルト戦(神宮)で第93代4番に就任していた。

スポーツニッポン

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