ド軍指揮官 鈴木誠也を挟殺プレーでアウトにした4回の守備を絶賛「素晴らしかった。あの場面は重要」

2025年4月12日(土)14時53分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース3—0カブス(2025年4月11日 ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が11日(日本時間12日)の本拠カブス戦に先発し、6回2安打1四球無失点、3回を除く毎回の9奪三振で今季2勝目(1敗)を挙げた。今季の防御率は1.23。103球は今季自身最多で、チームとしても今季初めて100球以上を投げた先発投手になった。

 走者を出したのは4回と6回のみ。4回1死から2番・タッカーに初安打となる二塁打を許し、続く鈴木誠也にも右前打を浴びたものの、鈴木が一、二塁間で挟まれて二死三塁。4番・ブッシュをスプリットで空振り三振に打ち取った。2死から初の四球を出した6回も、最後はタッカーをカットボールで空振り三振。ベンチへ戻るとロバーツ監督にハグで迎えられ、その裏にエドマンの先制3ランが飛び出すとガッツポーズで喜んだ。

 103球のうちストライクは64球(62.1パーセント)で、カーブの20球&19.4パーセントとツーシームの7球&6.8パーセントはいずれも今季最多。最速96.7マイル(約155.6キロ)を計測した直球は37球で、35.9パーセントは今季最も少ない割合だったが、要所でコーナーに決めて見逃し三振を3つ奪った。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督が取材対応。4回に鈴木を挟殺プレーでアウトにし、先制点を許さなかった場面について「(右翼の)テオ(T・ヘルナンデス)、(一塁の)フレディ(フリーマン)、そして(遊撃の)ムーキー(ベッツ)の連係で(鈴木)誠也をアウトにしたリレーのプレーは素晴らしかったと思う。あの場面は重要だった」と試合のターニングポイントに挙げていた。

スポーツニッポン

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