東洋大・島田が92球完投で東都1部初勝利 今秋ドラフト候補右腕が「打たせて」新境地

2025年4月18日(金)5時0分 スポーツニッポン

 ◇東都大学野球 第2週第2日 東洋大6−2国学院大(2025年4月17日 神宮)

 2回戦1試合が行われ、東洋大が国学院大を6—2で下し2連勝。勝ち点1を挙げた。今秋ドラフト候補に挙がる島田舜也投手(4年)が9回2安打2失点、5奪三振の力投で完投し、1部リーグ初勝利を飾った。

 地獄を味わった島田が、新境地の投球を披露した。球速より制球を重視し、92球で2安打完投勝利。「打たせて取る投球ができた」と振り返った。

 8日の亜大2回戦。8回途中から登板も力んで体が開き球威が落ちた。延長10回に逆転サヨナラ満塁弾を許し「ドラフトを意識しすぎた投球があの結果。家族から“あんな投球したら1位はない”と言われ、切り替えができました」。この日は最速151キロも、チームを勝ち点奪取に導いた。ただ、大器と認める井上大監督は「あの内容じゃ僕は満足していない」と辛口の評価だ。前日に登録メンバーから外したのも成長を促すためだった。

 次週はリーグ5連覇を狙う青学大戦。最速154キロ右腕は「青学を止めたい」と語気を強めた。

スポーツニッポン

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