カズの叔父・納谷聖司さん死去 85歳 清水が発表 クラブ後援会専務理事で「応援スタイルの礎を築いた」
2025年4月19日（土）22時5分 スポーツニッポン
J1清水は19日、JFLアトレチコ鈴鹿の元日本代表FW三浦知良の叔父で、クラブの後援会専務理事の納谷聖司さんが死去したと発表した。85歳だった。
清水は公式サイトを通じ「エスパルス後援会専務理事 納谷聖司氏(が、2025年4月19日(土)にご逝去されました。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」と報告。
「納谷氏は清水エスパルス創設時からクラブと深い関りを持ち、公式(当時)応援団「シャペウ ラランジャ」を立ち上げ、本場ブラジルのサンバ隊を招いて約半年間の練習を重ね、現在も続くサンバを基調とした応援スタイルの礎を築かれました。また公式戦の前にはホームではもちろんアウェイ遠征時にも欠かさず選手たちを激励し、やさしい笑顔で見送ってくださいました。故人が常々おっしゃられていた「選手を大切にするクラブ、強いことも大事だけれど愛されるクラブになってもらいたい」という言葉を胸に、これからも清水エスパルスはONEFAMILYで戦ってまいります」と故人の功績を記した。
なお、クラブは20日のリーグ福岡戦で、清水の選手が喪章を着用し、キックオフ前に黙とうを捧げることを発表した。
