遊撃からスラッガー代名詞へ 巨人背番号「5」のイメージをガラリと変えた男…背番号物語

2025年4月23日(水)6時0分 スポーツ報知

背番号「5」をつけた巨人・清原和博

 「5」はここまで26人の選手がつけている。1ケタの番号としては最も多い。内外野に捕手もつけており、最長は岡崎と清原の9年だ。

 遊撃の番号としての顔があった「5」のイメージをガラリと変えたのは、97年に西武からFAで移籍してきた清原。西武での背番号は、長嶋茂雄にあこがれた「3」。FA争奪戦の時、阪神が「ユニホームの縦じまを横じまに変えても」という口説き文句を発したことに対して、長嶋監督が永久欠番の「3」を譲るという話も出たが、清原が丁重に断り、岡崎の引退で空き番号になっていた「5」に落ち着いた。

 清原が新しく植え付けたスラッガーの「5」は、08年からラミレスが引き継ぐ。08年に打点王を獲得すると、09年は全試合4番を任され31本塁打、103打点、打率・322で初めて首位打者にも輝き、2年連続のMVP。日本一にも貢献する大活躍だった。

スポーツ報知

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