井上尚弥、ロサンゼルス到着直後に公開練習→プライベートジェットでラスベガス入り

2025年4月24日(木)9時50分 スポーツ報知

ロサンゼルスで公開練習を行った井上尚弥(大橋ジム提供)

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥—ラモン・カルデナス(5月4日=日本時間5日、米国ネバダ州ラスベガス)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスのウエストサイド・ボクシング・クラブで公開練習を行った。WBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29)=米国=との4団体王座4度目の防衛戦へ向け、順調な仕上がりを披露した。

 23日に弟の前WBA世界バンタム級王者・拓真(29)=大橋=、父・真吾トレーナー(53)らとともに日本を出発し、同日ロサンゼルスに到着。空港から直接、ジムに向かった。公開練習には、日米70人以上の記者が集結。カルデナスと初対面し、約5秒間のフェースオフも行った。日米メディアの各10分ほどの取材に応じたあと、リング上でバンテージを巻き、シャドーボクシング、太田光亮トレーナーを相手にミット打ち、サンドバッグ打ちを各1ラウンドずつ行った。

 井上は「アメリカに戻ってくるのに4年かかったが、すぐにでも戻ってきたいと思っています」と21年6月以来の米上陸を喜び、「たくさんのメディアの方々にお越しいただき、うれしく思う。期待されているのは分かっているし、その期待に応えたい」と誓った。

 また、メキシコ系米国人のカルデナスについて「父はバレラ、モラレス、マルケスを見ていたので、私も彼らメキシコのボクサーが好き」と明かした上で、「カルデナスはオールラウンドで素晴らしい選手だが、彼がどんな戦い方をしようと、私にアドバンテージがあると思う」と自信をみなぎらせた。

 公開練習後は、プロモートする米興行大手トップランク社が用意したプライベートジェットでラスベガスへ移動。午後3時45分にホテルにチェックインすると、午後5時からホテルのジムで体を動かした。

 今後は、拓真や、いとこの元日本、WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者・井上浩樹(32)=大橋=とのマススパーリングなどで最終調整する。

 戦績は、井上が29戦29勝(26KO)、カルデナスが27戦26勝(14KO)1敗。

 試合はPRIME VIDEOで独占ライブ配信される。

スポーツ報知

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