巨人・佐々木俊輔 東洋大の1年先輩・村上からまた打った 代打で初球いきなり中前打 対戦打率.400
2025年4月25日(金)21時51分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—4阪神(2025年4月25日 甲子園)
巨人の佐々木俊輔外野手(25)が25日の阪神戦(甲子園)で代打に登場。東洋大の1年先輩にあたる相手先発右腕・村上頌樹投手(26)の初球を中前打するなど気を吐いた。
佐々木は0—4で迎えた5回、2死走者なしの場面で赤星の代打に登場。村上が投じた初球、低めカーブを中前に運んだ。
先輩の村上とはこれが4度目の対戦で、4打数2安打とこの時点で対戦打率.500。そのまま左翼守備に就いた。
だが、8回の第2打席では1ボール2ストライクからの5球目、高め直球で遊ゴロに打ち取られ、今度は先輩に軍配。これで対戦打率は.400(5打数2安打)となっている。
なお、主砲の岡本和真内野手(28)にとっては村上は智弁学園(奈良)時代の2年後輩。こちらは6回の三ゴロでチーム唯一の得点を叩き出して初打点を記録したが、通算対戦成績は14打席に入って打率.077(13打数1安打)、0本塁打、1打点としてやられている。
佐々木は新人だった昨年、開幕前に放送されたテレビ番組で村上について「大学時代も可愛がっていただいてたんで。ずっと抑えられてきたので、そういった意味ではしっかり自分も成長した姿っていうのを見せたいのもあるので対戦したいです」と対戦を熱望。
「1年間通して結果的に村上さんとの対戦成績で3割を打ちたいなっていうのはありますけど…」と先輩に笑顔で挑戦状を叩きつけ、これを番組スタッフから伝え聞いた村上も「ふぉっふぉ…。生意気ですね…はい」と苦笑いしつつ「そんな打たれないように頑張ります」と笑顔を見せていた。