【広島】新井監督「取り返してもらいましょう」9回に小園が適時失策…サヨナラ負けで4連敗/一問一答
2025年4月29日(火)19時24分 スポーツ報知
11回、選手交代を告げた新井貴浩監督(カメラ・堺 恒志)
◆JERAセ・リーグ 巨人4X—3広島=延長12回=(29日・東京ドーム)
広島は、守備の綻びが響いて勝利を逃した。1点リードの9回2死一塁、ゴロを処理した三塁・小園のワンバウンド送球を一塁・二俣が後逸(記録は三失)し、一塁走者が一気に生還。追い打ちをかける延長12回サヨナラ負け。先発・森は6回2失点。4番・末包が、巨人・井上から同点2ランに勝ち越し打と全3打点をたたき出したが、勝利に結びつかなかった。9連戦は黒星スタートで今季最長の連敗は4に伸び、3位に転落した。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
—9回の小園選手の失策は焦りもあったと思うが
「まあ、取り返してもらいましょう。まだ明日もあるわけだし、これからも試合は続いていくので」
—9回は小園選手の失策以外にも栗林投手の四球、一塁でボールを止められなかった二俣選手とミスが重なった
「(カウント)3—2で(一塁)ランナーもスタートを切るし、ハーフバウンドでもあった。(体で)止めにいっても良かったのかなと思うけど、経験していってもらいたい」
—矢野選手がスタメン外。巨人・井上投手対策か
「そうだね。相手も調子がいいし、いいピッチャーなので、点を取りにいくぞというスタメンかな」
—その井上投手を相手に末包選手は3打点
「いいホームランだったし、タイムリーヒットも良かった。読みもあったと思う。初球の真っすぐを振って、次の真っすぐかな。いい読みもあって、思い切りのあるいいタイムリーヒットだったと思います」
—先発・森投手は先取点を与えたが、6回2失点
「一発は打たれたけど、その後は粘り強く、試合をつくってくれたと思います」
—復帰の坂倉選手はベンチスタートから代打で二ゴロ
「本人は痛みもないし、いけますということだったんだけど、そこは大事を取って、慎重に。打席の内容も良かったね。速い球を捉えていたし、内容が良かったと思います」
—チームの失策は5戦連続。直近は4戦連続で失点につながっている。目指すのは投手を中心とした守りの野球だと思うが
「もちろん。そこは自分たちがしっかり昨年もやってきたところだし、そこはみんなも分かっていると思う。また明日から試合が続くので、気を引き締めて臨みたいと思います」
—試合後、首脳陣が出てくるのが遅かった。そういった守備の確認か
「今日起こったプレーで、じゃあ次はどうしないといけないのか、選手に伝えないといけないので、その確認作業。プレーの確認をして『こうしていきましょう』ということかな」