【広島】新井監督、一塁起用・二俣の失策に「難しい部分はあったと思う」7カードぶり負け越し/一問一答
2025年4月26日(土)17時17分 スポーツ報知
ベンチで頭を抱える新井貴浩監督(カメラ・清水 武)
◆JERAセ・リーグ DeNA2—0広島(26日・横浜)
広島は、床田寛樹投手が投打で躍動しながら勝利をつかめなかった。3回は失策が絡んで2失点。連続無失点は24イニングで止まったが、自責0で8回2失点という好投だった。打撃でも、5回にDeNA・ケイの154キロ速球を左翼線二塁打にするなど、23年9月26日以来2度目の猛打賞。打率は4割6分2厘、防御率を1・18に上昇させたが、完投負けで今季2敗目(2勝)。チームは、DeNAに連敗で7カードぶりの負け越し。昨季からDeNAにビジターで6連敗は93〜94年以来31年ぶりの屈辱となった。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
—床田投手について
「ナイスピッチング。今日もナイスピッチングだったと思います」
—3回の失策絡みの2失点だけで8回完投
「やっぱり、しっかり相手を見ながらピッチングができている。彼らしいピッチングだったと思います」
—3回は一塁・二俣の捕球ミスが失点につながった
「マティー(二俣)は、ファーストを守る機会が少ないから、キク(二塁・菊池)の守備範囲を含めて、難しい部分はあったと思う」
—一、二塁間の打球判断は実戦で身につけるしか
「そうやね。自分も経験がある。キクの守備範囲の広さがあるけど、瞬発的に(一、二塁間に)出てしまうよね。しょうがない」
—直後は左翼ファビアンが前方ダイビングしたが、結果的に後逸(記録は三塁打)
「やっぱり攻めていく気持ちは大切だと思います。攻めるのも勇気、引くのも勇気だから。気持ちは買いたいけどね」
—5回まで毎回7安打で得点を奪えず、完封負け。
「まあヒットも出ているし、得点圏で捉えた当たりがね。小園とか、いい当たりが正面にいったりね。まあまあ、また明日ってところかな」
—初回先頭安打の中村奨がけん制死。これも攻めの姿勢の結果か
「うーん、あそこは耐えてほしいところではあるけどね。でも、そこは彼らは勉強だと思うので、また次頑張ってほしい。いいも悪いも経験だと思うから」