井上尚弥「ラスベガスで何を求められているかは十分承知」「期待通りのボクシング見せたい」…到着イベントでの一問一答
2025年5月2日(金)9時42分 スポーツ報知
特設リング横でインタビューに応じた井上尚弥(左から2人目、カメラ・勝田 成紀)
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥—ラモン・カルデナス(5月4日=日本時間5日、米国ネバダ州ラスベガス T—モバイル・アリーナ)
【ラスベガス(米ネバダ州)1日(日本時間2日)=勝田成紀】世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が1日(日本時間2日)、米ネバダ州ラスベガスのカジノ&ホテル「MGMグランド」で到着イベント「グランドアライバル」に登場し、集まった約300人のファンから歓声を浴びた。カジノ内の特設リングに上がり、大歓声に笑顔で手を上げて応えた後は、リング横の特設スタジオでインタビューに対応した。
以下、インタビューの一問一答。
—今週ファイトウィークになりましたが、どんな気分ですか?
「4年ぶりにラスベガスに戻ってこられて非常にワクワクしています」
—「シンコ・デ・マヨ」の試合で今回ラスベガスが3回目の試合になりますが、日本を代表するボクサーとして戦うのはどういう気分ですか?
「ここラスベガスで何を求められているかは十分承知して来ているので、シンコ・デ・マヨの5月4日は期待通りのボクシングを見せたいと思います」
—日本ではすごく人気がありボクサーとして有名になっていますが、アメリカで成功しなくてはいけないという意識はあるでしょうか?
「そうですね。そういった気持ちもあるので、4年ぶりにラスベガスに戻ってきました」
—カルデナスはアンダードッグだが、あなたは相手を甘く見ることはない。どこが危険なポイントですか?
「そうですね。全体的に非常にまとまった選手ではあると思うのですけど、その中で左フックという一発を持っている選手なので、そこの一瞬の油断だけは気をつけたいなと思います」
—いろいろと階級を上げるという話も出ていますが、誰か試合したい選手はいますか?
「ある程度、今後の選手は絞れていますけれど、まずはカルデナスに集中したいと思います」
—アメリカでも早朝に起きてあなたの試合を見ている人はたくさんいます。井上選手として自分で気に入った試合はどれですか?
「スーパーバンタム級に上げたフルトン戦は、自分の中で一つお気に入りの試合ではあります」
—フルトンとカルデナスのヘアスタイルが同じような感じですがご存じですか?
「なんとなく気づいてました(笑)」
—アメリカのボクシングファンがあなたのことで知らないことを一つ教えてください。
「知らないこと? 難しいな…」
—一番好きな食べ物は?
「唐揚げ(笑)」
戦績は、井上が29戦全勝(26KO)、カルデナスが26勝(14KO)1敗。
試合はPRIME VIDEOでライブ配信される。