井上尚弥5・4ラスベガス防衛戦のオフィシャルを承認 レフェリー報酬は4000ドル
2025年5月1日(木)11時29分 スポーツニッポン
◇プロボクシング 世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)(2025年5月4日 米ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が5月4日(日本時間同5日)、米ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)相手に行う4団体王座防衛戦のオフィシャルが決まった。同州アスレチックコミッションが4月30日(同5月1日)に開いた定例会議に提案され、全会一致で承認されたと米専門メディア「ボクシング・シーン」が伝えた。
レフェリーを務めるのはカリフォルニア州出身のトーマス・テーラー氏。ジャッジは同州出身のマックス・デルーカ氏、オクラホマ州出身のデビッド・サザーランド氏、ニュージャージー州出身のスティーブ・ワイズフェルド氏が務める。報酬はテーラー氏が4000ドル(約57万2000円)、ジャッジ3氏が各3000ドル(約42万9000円)という。
テーラー氏とワイズフェルド氏が井上の試合を担当するのは初めて。テーラー氏は昨年7月、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)がビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に1回KO勝ちした初防衛戦(両国国技館)でレフェリーを務めたほか、昨年5月のラスベガスでの「シンコ・デ・マヨ」(メキシコの祝日の興行)でもサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)—ハイメ・ムンギア(同)を担当した。
また、デルーカ氏はバンタム級時代の井上が20年10月にラスベガスでジェイソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちした試合でジャッジを担当。サザーランド氏は井上が22年6月にノニト・ドネア(フィリピン)に2回TKO勝ちした試合(さいたまスーパーアリーナ)、昨年9月にTJ・ドヘニー(アイルランド)に7回TKO勝ちした試合(有明アリーナ)でジャッジを務め、22年にはカルデナスの試合も担当した。