キム・ヘソンがメジャー初ヒット!5回の第2打席で左前打 大谷2ランで生還し手荒い祝福受ける
2025年5月6日(火)8時56分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年5月5日 マイアミ)
ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦で「9番・二塁」でメジャー初の先発出場。5回の第2打席でメジャー初安打を放った。
3—0で迎えた5回、先頭で打席に入ると、相手先発・アルカンタラの外角直球を捉え、左前に運んで待望の「H」ランプを灯した。メジャー初ヒットにベンチのチームメートらも笑顔で拍手。記念のボールも戻された。さらに大谷の打席で二盗にも成功した。
これで無死二塁と好機を広げると、大谷が9号弾丸アーチを右翼へ運び、生還。ベンチに戻ると、2ランを放った大谷にヘルメットを抱えられ、手荒い祝福を受けて笑みを見せた。
活躍はこれだけにとどまらず6回2死一、二塁では左翼へポトリと落ちる適時打を放ち、メジャー初のマルチ安打で初打点も記録した。
メジャー初打席となった3回の第1打席は1ボール2ストライクからの5球目、相手先発・アルカンタラの内寄り速球を振り抜いたが、左飛だった。
キム・ヘソンは3日(同4日)にメジャー昇格し、同日のブレーブス戦は9回から二塁守備で途中出場し、メジャー初出場。ただ、打席に立つことはなかった。
前日4日(同5日)の同戦は9回に代走で出場し、メジャー初盗塁に加え、好判断による好走塁で一塁走者から一気に三塁まで進み、好機を広げた。
ロバーツ監督はこの日の試合前、キム・ヘソンのスタメン起用に「とても楽しみにしている。彼のメジャー初スタメンに皆がワクワクしている。昨晩見せた運動能力やスピードも含めて、彼の持つポテンシャルが楽しみだ」と期待を寄せていた。