大谷翔平のホームランキャッチで話題 ド軍理学療法士が爆笑会見 「ホームランゲーム」で“史上初”の予言的中

2025年5月7日(水)6時12分 スポーツ報知

前日の試合で大谷のホームランボールをキャッチした理学療法士のアーブ氏(右はリポーターのワトソンさん、カメラ・中村 晃大)

◆米大リーグ マーリンズ—ドジャース(6日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場する。23年にはWBC世界一、24年には前人未到の「50—50」(50本塁打、50盗塁)を達成した“伝説の地”で今季2度目の2戦連発を狙う。

 前日5日(同6日)の試合では、5回に大谷が3試合ぶりの9号2ラン。本塁打ではMLB全体で今季最速の打球速度117・9マイル(約189・7キロ)、今季自身の本塁打で最も低い角度20度の弾丸ライナーで、右翼の自軍ブルペンに打ち込んだが、ホームランキャッチしたのはド軍の理学療法士のJ・アーブ氏だった。この日の試合前には“爆笑会見”で日本メディアの笑いを誘った。

 ブルペンで喜びを大爆発させたことが話題となっていたアーブ氏。理由はブルペンで行われていた「ホームランゲーム」にあった。同ゲームは選手が打席に立つ前に「この選手がホームランを打つ」と予想する遊びで、当たればポイントがもらえるという。同氏は「翔平は毎日のように打ちそうだから迷ったんだけど、昨日は『今だ!』と思った」。予想通り、大谷の打球がホームラン。しかも自分の元に飛んできた。「1秒もかからずに飛んできたように感じて、パニックになったけど、何とかかキャッチできたんです」。10ポイントを獲得し、ホームランゲームの「シーズンリーダー」に躍り出た。なお「当たったらもう一度予想できて、外れたらできない」以外にも「キャッチしようとして落としたら、マイナス5点」という特別ルールも存在するが、決死のプレーで回避した。

 「このゲームではいつも最下位だったけど、やっとトップに立てた」とアーブ氏。大谷本人とはハグを交わしたといい「笑ってくれていた」という。ホームランボールについては「返した方がいいかも。彼のホームランだから」と謙虚だった。SNSでは特に日本からの反響が大きかったようで「ワールドシリーズで勝った時以上だったかもしれません」と話すほどの通知が届いたという。「ホームランゲーム」のために毎日グラブを持ち込んでいたが、使うことになったのは今回が初めて。本塁打を予想して、自ら捕球した例も初めてだった可能性が高い。学生時代に野球の経験は少しあったようだが、「これが人生で一番のキャッチ」と照れくさそうに話した。ただ、優勝しても特典は特にないそうで「何もない。ただ翌年のための、自慢する権利だけ」と笑った。

スポーツ報知

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