メッツ千賀滉大「うまくいってない時はパターンがある」3回まで毎回の5四球も、立ち直り6回無失点で4勝目
2025年5月8日(木)9時37分 スポーツ報知
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス1—7メッツ(7日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
メッツの千賀滉大投手が7日(日本時間8日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発し、6回を2安打無失点で4勝目をマーク。規定投球回にも到達し防御率1・16は山本由伸(ドジャース)に次いでナ・リーグ2位に進出した。
前回は体調不良の中、ダイヤモンドバックス相手に4回を1失点で敗れた千賀。この日も序盤から制球が安定せずに3回まで毎回の5四球を出した。3回には連続四球で無死一、二塁のピンチも送りバント失敗と併殺打で切り抜けると、4、5回は2イニング連続3者凡退に抑えた。
「自分の中でうまくいってないなって時は、大体パターンがある。そのパターンの時はこういう風にした方がいいというようなのがある。マウンド上で何かあっても試合をなんとか作らなきゃいけないというところは、経験してきた部分が大きいんじゃないかなと思います」と千賀は現地中継のインタビューでこたえた。
調子が落ちてきたメッツ打線だったが6回にソトが中堅越えの6号ソロで先制すると、7回にはアクーニャの中前安打とマクニールの三塁打で2点、8回にはソトの2打席連続アーチが飛び出した。
千賀は6回を2安打4奪三振、5与四球。89球投げストライクは48球と苦しんだがバックの好守もあっての4勝目だった。