【巨人】桑田2軍監督が又木鉄平に求めた自問自答の大切さ「納得できる投球だったか」…2軍楽天戦

2025年5月20日(火)18時18分 スポーツ報知

好投した巨人・又木鉄平(カメラ・宮崎 亮太)

◆イースタン・リーグ 楽天2—1巨人(20日・森林どり泉)

 巨人の又木鉄平投手がイースタン・楽天戦に先発。8回97球を投げて8安打2失点、6奪三振と好投した。

 序盤から走者を背負う展開だったが、3回までは無失点。しかし4回2死一、二塁のピンチで入江に初球のスライダーを中前適時打とされて先取点を献上。続く青野にも1ボール2ストライクからの直球を中前適時打とされ、2点目を失った。それでも5回以降は徐々に状態を上げて得点を許さず、チームは敗れたがプロ入り初の完投をマークした。

 試合後、桑田2軍監督は「ナイスピッチングだった」と評価した上で、又木が1軍の先発ローテに食い込むための課題も指摘した。それは、2点目を防ぐための配球の大切さと、悔いのない選択ができていたのかという2点だった。

 「1点目はしようがなくても、2点目は防げるところだったと思う。又木は1軍のローテーションで投げるところを目指していく投手。『この配球で、あそこに投げて打たれたらしようがない』と納得できる投球だったか、というのは自問自答しなければいけない。そこを反省として考えてみると、また成長できるんじゃないかなと思う」

 現役時代に通算173勝を挙げ、先発投手の難しさを誰よりも知る指揮官。又木には先発ローテを担える力があると期待するからこそ、さらに高いレベルでの投球を期待した。

スポーツ報知

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