【巨人】育成2年目・園田純規が自己最速更新の150キロ 5月は3戦18イニング無失点「日頃から強いまっすぐを意識している」
2025年5月20日(火)17時15分 スポーツ報知
先発の園田純規(カメラ・頓所 美代子)
◆プロアマ交流戦 巨人3軍1—3Honda(20日・G球場)
巨人の育成2年目・園田純規投手が、3軍プロアマ交流戦に先発し、6回3安打無失点の好投を見せた。直球は150キロを計測し、自己最速を更新。都市対抗野球で3度の優勝を誇る社会人野球の強豪・Hondaを相手に、三塁を踏ませなかった。
右腕は2日の「JABA選抜新潟大会」の日立製作所戦、10日の「独立リーグ交流戦」の四国IL愛媛戦でも先発し、ともに6回無失点と抜群の安定感を誇る。「今日はブルペンから球が走っていた。思った通りの、自分の組み立て方ができた」と、この日も危なげない投球で、連続イニング無失点を18まで伸ばした。
自己最速更新は、日頃の取り組みのたまものだ。意識的に体重増加を図り、プロテインの量とウェートの頻度を増やすことによって、キャンプから体重は4キロ増。「登板間隔から逆算して取り組めている。キャッチボールや日頃のブルペンでも強いまっすぐを意識して、状態が上がってきている」と成果に納得の表情を見せる。
現在チームの支配下は63人。残り7つの椅子をかけ若手がしのぎを削る。2ケタの背番号をつかむため、背番号019が好投を続ける。