6回2失点の菅野智之、勝ち負けはつかなくても「勝ち切ったのは大きな意味」…チームは連敗を8で止める
2025年5月22日(木)9時1分 読売新聞
先発した菅野智之(21日、米ミルウォーキーで)=AP
【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=平沢祐】米大リーグ、オリオールズの菅野智之投手は21日、敵地でのブルワーズ戦に先発し、6回5安打2失点と好投したが、勝ち負けはつかなかった。オリオールズは延長十一回、8—4で勝ち、連敗を8で止めた。
菅野は一回、三者凡退と上々の立ち上がり。二〜四回は得点圏に走者を背負いながらも要所を締めた。
1点リードの五回、先頭に二塁打を許すと、一死後、投ゴロで二塁走者が一気に本塁を狙って生還。六回には4番ホスキンスにソロ本塁打を浴び、勝ち越された。
菅野は1点リードを許して降板したが、クオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成。役目は十分に果たした。
菅野「最後、勝ち切ったのは大きな意味がある。(10試合に登板して)それなりにはやれていると思う。もうちょっと高いレベルを目指しながら、今できていることも忘れずしっかりやっていければなと思う」