第2組で中大が首位キープ エース吉居駿恭がトップ 東洋大は5位から8位に後退 全日本大学駅伝選考会
2025年5月24日(土)19時37分 スポーツ報知
全日本大学駅伝関東選考会第2組の序盤、果敢にレースを引っ張った駿河台大のレマイヤン(26番)と中大の吉居駿恭(1番)
◆全日本大学駅伝関東推薦校選考会(24日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)
1万メートルのレースを各校2選手ずつ4組のレースを行い、全8選手の合計タイムの上位7校が本戦(11月2日、名古屋市熱田神宮西門前〜三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の出場権を獲得する。
2024年1月1日から今年5月17日まで1万メートル公認記録の上位8人の合計タイム上位20校が出場。各校2人ずつ4組の1万メートルのレースを行い、8人の合計タイムの上位7校が本戦出場権を獲得する。留学生は登録が2人以内、出場が1人以内。
第1組で首位スタートを切った中大は、第2組でもエースの吉居駿恭(4年)がトップを取り、首位をがっちりキープした。
2位に大東大、3位に順大が続く。
第1組で5位だった東洋大は薄根大河(3年)が33位と苦戦し、8位に後退した。7位の中央学院大とは約10秒差。
昨年の本大会で初優勝した国学院大をはじめ、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立大、帝京大の上位8校はシード権を持つ。関東勢は計15校が参戦する。北海道1校、東北1校、北信越1校、東海2校、関西3校、中国四国1校、九州1校で計25校が出場。日本学連選抜(東海を除く全国7地区学連からの選抜)と東海学連選抜がオープン参加する。
昨年の伊勢路で9位の東京国際大、12位の中大、13位の東洋大など、今季の第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)ではシード権(10位以内)を持つ強豪校を含めた20校が伊勢路行きの7枚の切符を争う。
第1組は午後6時、第2組は午後6時40分、第3組は午後7時20分、最終第4組は午後8時にスタート。昨年まで6月下旬に行われていたが、今年は暑熱対策などのため、約1か月、早まった。この日の平塚市は気温20度弱で雨。暑さの問題はないが、タフな戦いであることには変わりはない。
箱根駅伝の予選会は、一斉スタートのハーフマラソンに12人が出場し、上位10人の合計タイムで競うが、全日本大学駅伝関東選考会は1人の失敗も許されない。駅伝と同様に大きなプレッシャーのかかる。厳しいレースとなる。
第2組終了時点の順位は以下の通り。
<1>中大
<2>大東大
<3>順大
<4>東海大
<5>日大
<6>神奈川大
<7>中央学院大
10秒6差
<8>東洋大
<9>日体大
<10>駿河台大
<11>明大
<12>法大
<13>東農大
<14>山梨学院大
<15>専大
<16>国士舘大
<17>東京国際大
<18>日本薬科大
<19>拓大
<20>麗沢大