「退団への重要な一歩」久保健英が独代理人と新たに契約 スペイン国内では移籍へ向けた体制変更との声も「新天地を探すのは自然な流れ」

2025年5月28日(水)6時2分 ココカラネクスト

久保に決断の時が訪れようとしているようだ(C)Getty Images

 クラブ加入3シーズン目を終え、いよいよキャリアの転機を迎えるのか。

 去就が注目を集めるレアル・ソシエダの久保建英が、新たな代理人と契約を結んだと報じられ、スペイン国内で大きな話題となっている。現地メディア『ESTADIO DEPORTIVO』でも久保のトピックを扱っており、現地時間5月26日、「クボ、レアル・ソシエダ退団に向けて重要な一歩を踏み出す」と銘打った記事を配信。そのタイトル通り、新代理人との契約は移籍を見据えた動きであると読み解いている。

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 トピックの中では、久保が今回、ドイツの大手エージェンシー『Sport360』と契約したと説明。さらに、国外からの情報を交え、日本人アタッカーの近況を以下の様に伝えている。

「イタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノによれば、クボは最近代理人を変更し、近く新たな代理人と今後の選択肢について話し合う予定だという。代理人の変更に伴い、選手が新天地を探す動きが出るのは自然な流れであり、特に新しい代理人は所属選手の移籍を望む傾向がある。ただし、最終的に決断を下すのは選手本人であり、ソシエダに届くオファーの金額も大きな要素となる」

 また、新たなエージェントの特徴として、「ドイツのサッカー界で大きな影響力を持ち、欧州の強豪クラブとも太いパイプを持つ」と紹介。同代理人事務所では、現在の久保のチームメイトであるシェラルド・ベッカーや、シュツットガルトのアンジェロ・スティラー、トッテナムのティモ・ヴェルナー、ホッフェンハイムのトム・ビショフなども契約をかわしており、「市場価値の高い選手が名を連ねている」などと綴っている。

 その上で同メディアは、「これらの情報から考えると、クボのこの代理人契約はブンデスリーガやプレミアリーグへの移籍を視野に入れての動きと見ることができる。実際、クボにはすでにこれらのリーグから関心が寄せられている」と指摘。さらに、古巣であるレアル・マドリードの“買戻し”の可能性にも言及。「元レアル・マドリード所属のトニ・クロースがこの代理人事務所の出資者の1人であることも特筆すべき点だ」などと論じている。

 久保の来季についてはシーズン中からさまざまな憶測が流れてきており、同メディアは今回の契約により、「先行きはさらに不透明になった」と評している。自身のサポート体制に変化を加えた23歳は、束の間のオフシーズン、将来に向けどのような決断を下すことになるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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