PSG、ガルティエ監督引き抜きでニースと合意か…現監督とコーチ陣には約21億円の違約金支払いが発生

2022年6月21日(火)14時27分 サッカーキング

PSGが、ニースを指揮するガルティエ監督の獲得に近付いている [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマン(PSG)が、クリストフ・ガルティエ監督の獲得について、ニースと間もなく合意に達する模様だ。21日に、フランス紙『レキップ』が報じている。

『レキップ』によると、PSGとニースは数日前から交渉を行っており、PSGは2021年からニースを率いているガルティエ監督の引き抜きに近付いているという。ニースが求める違約金は1,000万ユーロ(約14億2,000万円)だが、PSGはこの違約金を支払う意思がある模様だ。

 また、同紙は、PSGとガルティエ監督の契約はマウリシオ・ポチェッティーノ現監督の正式退任が条件となっていることも報じている。PSGは、2023年6月30日まで契約が残っているポチェッティーノ監督の代理人と現在も交渉を続けており、23日までに退団が発表される見込みだ。

 なお、あと1年契約を残しているポチェッティーノ監督との契約を解除することになるため、PSGはポチェッティーノ監督と4人のコーチ陣に対して1,500万ユーロ(約21億3,000万円)の違約金を支払う必要があるという。

 現在55歳のガルティエ監督は、現役時代にマルセイユやリールなどで活躍すると、1999年に現役を引退した後は指導者の道に進んだ。マルセイユ、アル・アイン、ポーツマスといった国内外のクラブでアシスタントコーチを務めると、2009年12月にはサンテティエンヌの監督に就任。2017年にリールの指揮官になると、2020−21シーズンにはリーグ・アンを制覇している。ニースでは、2021−22シーズンにクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)準優勝を経験。また、個人としても2012−13シーズン(当時PSGのカルロ・アンチェロッティ監督と同時受賞)、2018−19シーズン、2020−21シーズンにリーグ・アンのマネージャーオブザイヤーへと選出されている。

サッカーキング

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