巨人・菅野智之の状態に橋上秀樹氏が言及!「貯金が最低でも10はないと…」

2022年9月22日(木)19時7分 ココカラネクスト

(C)CoCoKARAnext

 今シーズンの巨人・菅野智之投手の状態について、名参謀は厳しい目で見ているようだ。

 ヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルト、さらには侍ジャパンでコーチを務めたBCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏が自身のYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で語った。

【関連記事】巨人・中田の評価がうなぎ上り 早くもささやかれる「4番査定」とは


 菅野は9月19日のDeNA戦で7回無失点、7奪三振の好投を見せ、勝利投手になるなど、今季ここまで9勝6敗、防御率3.07(21日時点)を記録している。昨年よりも良い成績を残しているが、17勝を挙げ、防御率1.59と驚異的な活躍を見せた2017年に比べると、まだまだ菅野らしい成績とは言えない。

 橋上氏は動画内で、「菅野投手と言えば、長いこと巨人だけではなく球界のエースとして活躍していますが、残念ながらここ2年は大きな貯金を残すことができていません」と菅野の現状を解説。その中で、「菅野投手には10個くらいの貯金を作ってもらいたいですね。エースと呼ばれる投手がそのくらいの活躍をしないと、チームの浮上はなかなか厳しいですから」と語り、エースのノルマとして貯金「10」を挙げた。

 また、橋上氏が思う理想の先発陣については「ローテの6人全員に貯金があるのが一番の理想ですけど、なかなかそうはいかないわけで、1から3番手の投手がある程度の貯金を作ることが優勝するための条件ですね」と語った。その上で現状の巨人の先発陣に関しては「戸郷選手が1人で大車輪の活躍をしていますが、他の投手がその貯金を失くしてしまっているという状況です。優勝するためにはもう1人か2人、貯金を作ることができる投手がいないと厳しいですね」と指摘した。

 今季も2年連続で優勝を逃した巨人だが、来年以降ペナントレースを制するためには、エース菅野の“完全復活”が必要不可欠のようだ。

 動画内では他にも、優勝争いができる得点数や巨人の打撃面について橋上氏が見解を語っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「菅野智之」をもっと詳しく

タグ

「菅野智之」のニュース

「菅野智之」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ