母国戦ペレス、接触での後退に落胆「台無しだ。最悪のグランプリになってしまった」レッドブル/F1第20戦決勝

2024年10月28日(月)10時4分 AUTOSPORT web

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、レッドブルのセルジオ・ペレスは17位完走となった。


 前日の予選でQ1敗退となり、18番グリッドからレースに臨んだペレス。迎えたスタートでは、抜群の蹴り出しを見せて13番手までポジションアップを果たした。


 しかし、前方で起きたクラッシュの影響でセーフティカー(SC)が導入されていた5周目に、不正スタートによる5秒ペナルティが課せられてしまった。スタート時、マシンのフロントタイヤがグリッドボックスを越えていたことが理由だ。




 レース再開後には、フェルナンド・アロンソとランス・ストロール(ともにアストンマーティン)を攻略し11番手にポジションアップ。ポイント圏内を目指して、前のリアム・ローソン(RB)を追った。


 18周目には背後に迫り、ターン4でローソンのインへ。ここでは一度前に出るものの、続くターン5で接触し、ポジションを奪い返されてしまった。


 このバトルで右サイドのサイドポンツーンとフロアにダメージを負い、リズムが乱れたペレスは19周目終わりにピットインを行った。


 後半スティントは追い上げも難しい様子で、15番手あたりを終始周回。終盤にファステストラップ奪取を目的にアタックするも、同じくペースを上げたルクレールに敵わず、17位でチェッカーを受けた。

2024年F1第20戦メキシコシティGP セルジオ・ペレス(レッドブル)とリアム・ローソン(RB)のバトル


■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)


決勝=17位(70周/71周)
18番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ソフト


「今日はとても難しいレースだった。序盤はうまくリカバリーできていたし、スタートも本当に良かった。残念ながらタイムペナルティを受けたが、いいポイントを獲得できそうだった」


「その後、リアム(・ローソン/RB)とのアクシデントがあった。彼はハードタイヤで、僕たちのほうがペースがあったので、インサイドを狙ったんだ」


「ターン5に入る前には自分がポジションを取っていたのだが、彼がコースアウトして戻ってきたのち、まっすぐに走り続けるとは思いもしなかった」


「彼は、僕のマシンの側面全体に接触し、その結果サイドポッドとフロア全体を損傷した。完全に回避できたことだと思うし、まったく理解できない」


「彼はただアクシデントを狙っただけで、あれでもうふたりのレースは台無しだった。今週末は、非常に不満が残る展開となってしまい、チームとスタッフには本当に申し訳なく思っている。これまでで最悪のグランプリになってしまった」

2024年F1第20戦メキシコシティGP セルジオ・ペレス(レッドブル)


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