FA注目ソトを「説得する方法」とは　レッドソックス入団が決まる“条件”を米記者が指摘「完全に本気であることがわかるだろう」

ソトがレッドソックス入りを決める条件を米記者が示した(C)Getty Images

　レッドソックスがヤンキースからFAとなっているファン・ソトを獲得する条件について米メディアが紹介している。

　米メディア『The Sporting News』は現地時間12月2日（日本時間3日）、「ウィンターミーティングが間近に迫る中、ボストン・レッドソックスは、フアン・ソトに契約書にサインしてもらい、ボストンに来る方法を考え出す必要がある」と指摘した。

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　同メディアは「ソトを説得する方法のひとつは、1人か2人のスーパースターと契約することだ」とし、米メディア「NJ.com」のランディ・ミラー記者が「ソトに対して、右打ちの打者とエース級の投手の2人をFAで獲得する意向を伝えた」と報じたことを紹介した。

　さらに「もしレッドソックスが実際にそれをできるだけ早く実行できれば、彼らが完全に本気であることがわかるだろうし、それに彼らの素晴らしいファームシステムと将来が加われば、ソトの条件は満たされ、彼はレッドソックスを選ぶはずだ」と、ソトがレッドソックス入りする可能性を示した。

　獲得を目指す右打ちの打者に関しては、「レッドソックスは今オフと昨シーズンに興味を示してきたテオスカー・ヘルナンデスのような選手を狙うかもしれない。彼は強打者であり、打線のバランスをとることができる右利きだ」と紹介している。

　エース級の投手に関しては、「（ブレーブスからFAの）マックス・フリードを狙っているという。彼は左利きで、レッドソックスの先発ローテーションには左利きの選手がいない」とした上で「高校時代のチームメイトであるルーカス・ジオリトが彼をスカウトしている。うまくいけば、それは時間の問題だろう」と強調した。

　レッドソックスは争奪戦を制し、ソトを獲得できるのか。ウィンターミーティングは12月8日から始まる。今後の行方に注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]