オートファジーを上手に活用。「プチ断食」でからだの内側からきれいに

2022年12月5日(月)6時0分 ココカラネクスト

「筋トレを頑張っているのに、おなかがぽっこりしている」
「好きな物を我慢せず食べて理想のからだを手に入れたい」

そんなお悩みはありませんか?

ダイエットには頑張りと我慢が必要だと考える人が多いようですが、かえってストレスとなりダイエットの妨げになることも。そこでこの記事では、ストレスゼロのダイエットと話題のオートファジー+プチ断食についてご紹介します。

ノーベル賞受賞で注目されたオートファジーをダイエットに取り入れて、無理なくきれいに痩せましょう!!

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1.老廃物排出のカギとなる「オートファジー」とは?

オートファジーとは、細胞内にある古くなったタンパク質をアミノ酸に分解し、新しいタンパク質を作り出す働きのこと。体内でオートファジーが起こると、古い細胞が新しく生まれ変わるとされています。

オートファジーは酵母や植物、動物など多くの生き物に備わっていて、飢餓や強いストレスの下でのみ発動すると考えられているシステムです。オートファジーは飢餓時の栄養補給として、細胞自らがエネルギーを作り出すために働くとされています。

また、不要なタンパク質を取り除くなど、老廃物の排出にも関わることが知られています。

オートファジーの研究は今も続けられていて、将来的には美容やダイエットに役立つ働きが明らかになる可能性が十分にあるそうです。これからの動向にも注目したいですね。

2.オートファジーのメカニズムと「プチ断食」

近ごろ、健康や美容に意識が高い人たちに注目されているのが「プチ断食」です。

「プチ断食」は、飢餓時に発動するオートファジーの特徴を活かし、早めに夕食をとり朝食を抜くことで、睡眠を含めてある程度の何も食べない時間を作るというダイエット法。「プチ断食」以外の時間は何を食べてもOKということで、我慢が少なくてすむと人気です。

プチ断食によってオートファジーのスイッチが入るため、老廃物の排出を促す効果や細胞レベルでの新陳代謝を進める効果が期待できるといわれます。それにより、からだの中から若返ることを目指すといいます。また食べない時間をつくることにより、内臓機能を活性化できるといわれています。

ただ、オートファジーのメカニズムについてはまだ謎に包まれた部分が多く、断食についても賛否両論あるスタイルです。ご自身の状況に合わせて取り入れ方を考えてみてはいかがでしょうか。

3.ダイエットや老廃物排出を助ける漢方の併用も◎(情報提供:あんしん漢方)

「楽して痩せたい!」

そんな方には肥満の治療に医療現場でも使われている自然由来の漢方薬をおすすめします。

脂肪太り、水太りなどのさまざまなタイプの症状に効果が認められている漢方薬はいくつもあります。

比較的、副作用が少ないといわれているため、ダイエットが目的の方でも安心して服用できるのが魅力です。

「極端な食事法や運動などを毎日続けるのは苦手」という場合でも、漢方薬なら毎日飲むだけなので簡単に続けられます。

ただし、より効果を得るためには適度な運動やバランスのとれた食事を摂ることも大切です。

体質の改善に働きかける漢方薬は、リバウンドを繰り返さない、痩せやすい体質づくりには最適といえるでしょう。

<しっかり老廃物を出してダイエットしたい方におすすめの漢方薬>

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
暴飲暴食などによるからだの余分な熱を取り除き、血流や水分代謝を促し、便や汗などで、不要物を体外へ排出しからだを軽くします。脂質代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。

・大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通も解消します。からだの余分な熱を取り除き、肝のはたらきをよくして、脂質代謝を改善します。

ただ、注意したいのは、漢方薬はご自身に合っているか否かがとても大切だということ。ご自身の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、お金を払ったのにからだへのダメージ(副作用)を受ける場合もあります。
そのため、購入の際には漢方に精通した医師、薬剤師等への相談をするようにしてください。

不調を手軽に改善したい方におすすめなのが、「あんしん漢方」のようなAIを活用した新しい漢方相談サービスです。「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談でき、体質に合った漢方をお手頃価格で自宅まで郵送してもらえます。

●あんしん漢方


4.オートファジーを味方にキレイに痩せよう!

オートファジーとは誰もがもつ体内のシステムで、老廃物の排出など、さまざまな機能が注目されています。夕食を早めに済ませる、睡眠を十分にとるといったことを心がけるだけでも空腹時間を作ることは可能です。オートファジーを意識したからだ作りをしてみてはいかがでしょうか。

また、根本から体質を見直したいという人は、漢方薬の助けを借りるの選択肢のひとつです。気になる方は薬剤師など信頼できる専門家に一度相談してみてください。ご自身にあったライフスタイルを作り上げていきましょう。

[文:あんしん漢方]

管理栄養士 小原水月(おはらみづき)

ダイエット合宿所、特定保健検診の業務に携わりのべ600人以上の食事と生活習慣をサポート。自身が漢方薬を使用して体調回復した経験から、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。現在はWebを中心に食と健康の分野で執筆中。

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