日本製鉄とティアフォー、名古屋製鉄所における大型特殊車両の自動運転化共同開発プロジェクトを推進
2025年4月9日(水)11時46分 PR TIMES
製鉄所構内では、鋼材はパレットと呼ばれる台車に積載され、これを大型特殊車両であるキャリアで搬送しています。パレットには、鋼材を多数積載することが可能であり、各生産工程間の効率的な物流を実現しています。日本製鉄では、搬送効率だけでなく安全性も大幅に向上させるため、キャリアのような大型特殊車両の自動化に取り組んでいます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40119/91/40119-91-373bbe3483af6a24dc14d7ea18aa6bbb-666x375.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鋼材とパレットを載せた大型特殊車両
ティアフォーでは、自動運転システムの開発と運用を効率化するため、使用者の用途に合わせた複数のリファレンスデザインを提供しています。本共同開発では、工場・私有地物流配送向けのリファレンスデザインを活用し、自動運転システムの開発を行っています。この取り組みを通し、人手不足解消や安全性の向上という社会課題への貢献を目指しています。
本共同開発を通して、日本製鉄とティアフォーは自動運転技術を活用し、生産現場における効率化および安全性を高める取り組みを推進していきます。
日本製鉄について
日本製鉄は、日本で最大手、世界でもトップクラスの鉄鋼メーカーであり、日本国内および世界15カ国以上に製造拠点を展開しています。日本製鉄グループは、製鉄事業を中核に、エンジニアリング事業、ケミカル&マテリアル事業、システムソリューション事業の4つの分野を推進。「国内製鉄事業の再構築とグループ経営の強化」、「海外事業の進化、拡充に向けたグローバル戦略の推進」、「カーボンニュートラルへの挑戦」、「デジタルトランスフォーメーション戦略の推進」を経営計画の4つの柱としています。「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指し、世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて社会の発展に貢献します。詳細は、日本製鉄HP(https://www.nipponsteel.com/)を、ご参照ください。
ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)(https://tier4.jp/)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware(https://github.com/autowarefoundation/autoware)」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。
お問い合わせ先
日本製鉄株式会社
https://www.nipponsteel.com/contact/
株式会社ティアフォー
pr@tier4.jp