1位・2位は着順1つで入れ替わり!激戦続くファイナル3日目/麻雀・Mリーグ
2025年5月8日(木)18時30分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月8日の第1試合に出場する4選手を発表した。首位・赤坂ドリブンズと2位・セガサミーフェニックスは、わずか14.9ポイント差の接戦。セガサミーフェニックスが着順で1つでも赤坂ドリブンズを上回れば首位交代というほどの接戦だ。3位、4位のチームも含め、今後どこまで混戦になるかポイントとなる3日目が始まる。
赤坂ドリブンズは瞬間的に2位に後退したことはあっても、すぐに取り戻すという粘り強さを見せている。レギュラーシーズン、セミファイナルシリーズで作ってきたリードはほぼなくなってしまったが、それでも今期好調のまま戦い続けられたという自信は大きい。前回悔しいラスを引いた渡辺太(最高位戦)は、すぐさま借りを返す。
セガサミーフェニックスはチーム初優勝を目指し、グイグイと迫っている。なんといっても醍醐大(最高位戦)の活躍は素晴らしくシーズンMVPを取った力を、そのまま最終決戦でも発揮している。浅井堂岐(協会)はここまで仲間に引っ張ってもらった分、ここで大きな結果を残したい。
3位のU-NEXT Piratesは少し離され始めた。ファイナル4戦でまだトップがなく、優勝シャーレに近づく荒波を乗り越えられていない。さすがに200ポイント以上離されてしまうと、いくら直接対決ばかりとはいえば2戦連続でトップ・ラスを決める離れ業が必要になってくる。ここは現実的に逆転が可能な範囲に留まるために瑞原明奈(最高位戦)がきっちり仕事をする。
奇跡の逆転優勝を狙うTEAM雷電は2日前の第2試合で、本田朋広(連盟)が命からがらの逃げ切りトップ。なんとかチームにファイナル初勝利をもたらし、今夜につなげた。まずはマイナスポイントをきれいに消し去り、改めて上位4チームのファイナルなのだと印象付けたい。本田、ファイナル2勝目なるか。
【5月8日第1試合】※成績は今期のファイナルシリーズ
赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)個人15位 ▲45.5
セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)個人10位 ▲15.1
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人3位 +52.5
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人12位 ▲24.8
【5月6日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +388.5(4/16)
2位 セガサミーフェニックス +373.6(4/16)
3位 U-NEXT Pirates +212.8(4/16)
4位 TEAM雷電 ▲52.5(4/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)