那須川天心がWBOアジア・パシフィック王座を返上「ベルトにあまり執着が無い」今秋にも世界初挑戦濃厚

2025年4月17日(木)17時17分 スポーツニッポン

 プロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が同王座を返上したことを同日、所属ジムが発表した。

 昨年10月、ジェルウィン・アシロ(フィリピン)との同級王座決定戦に判定勝ちし、キックボクシングから転向後5戦目で初のタイトルを獲得した。那須川は所属ジムを通じて「自分としてはチャンピオンベルトにあまり執着が無く、返上となってもピンと来ないところもありますが次を目指すためにもというところです。まぁ、出会いもあれば別れもあります(笑)。守るよりは攻める方が自分にも合っていると思うので、これからも頑張って行きます」とコメントした。

 今年2月に前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちした那須川は、6月の次戦で世界ランカーとの世界前哨戦を行い、同11月に世界初挑戦することが濃厚だ。

 WBOアジア・パシフィック同級1位にはバオ・タオ・ラン(ベトナム、18勝10KO1敗)が位置し、2位には那須川の同門で、3月のプロデビュー戦で2回2分34秒TKO勝ちした、21年アマ世界選手権金メダリストの坪井智也(28)が名を連ねている。

スポーツニッポン

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