レイカーズ PO1回戦黒星発進...レブロン「相手の感触をつかむために必要な試合だった」
2025年4月20日(日)14時20分 スポーツニッポン
◇NBA・西プレーオフ1回戦第1戦 レイカーズ95ー117ウルブズ(2025年4月19日 クリプト・ドットコム・アリーナ)
レイカーズの八村塁(27)が19日(日本時間20日)の西プレーオフ(PO)1回戦第1戦となった本拠地ウルブズ戦に先発出場。3本の3Pシュートで9得点5リバウンドをマーク。チームは相手の3Pシュートに苦戦してPO1回戦黒星発進となった。レイカーズの試合を中継している現地放送局「スペクトラムスポーツネット」が試合後会見の様子を公式Xで投稿した。
優勝した19ー20シーズン以来となるシーズン50勝に到達し、西3位を確保したレイカーズ。第1Q開始早々に6—0のランと最高のスタートを切った。ルカ・ドンチッチがこのクオーターだけで16得点の大暴れで第1Qから28—21とリードした。
しかし第2Qから相手の3Pシュートに苦戦。開始から2—12のランで逆転を許すと、このクオーターだけで20—38と一気に突き放された。巻き返しを狙う第3Qだったが、開始早々に0—14のランをくらうなど、さらにリードを広げられて完敗を喫した。
結果的にウルブズの3P成功率は50%。高確率でシュートを決められた。試合後にレディック監督は「相手のシュートがあれほど決まると打ち勝つのが難しい」とひと言で振り返った。
ウルブズはトップチームの1つで素晴らしい相手と称えた上で「我々の選手たちがプレーオフレベルのバスケットボールに耐えられなかったわけではない。準備も整っていたし、自分たちの士気も良かった。相手が得点を重ねてきた時でも、私たちのハドルは素晴らしかった」とチームの状況を明かした。
「しかし彼らが強い推進力や肉体的なプレーを始めたとき、本当に。私たちはそれにすぐには反応できなかった」と次戦以降の修正点を挙げた。
19得点5リバウンドを記録した主力のレブロン・ジェームズは「相手の感触をつかむために必要な1試合だったかもしれない」と回顧した。
苦戦した相手の3Pシュートについても「彼らには素晴らしいシューティングを持つ選手が多くいる。もっと効果的にマークしないといけない」と言及。そしてレイカーズも今後は多くの3Pシュートを決める必要があるという。
ウルブズの特徴は「激しい肉体的なプレーをしてくる」と説明した。第2戦に向けても「今日よりもずっと良い試合をしないといけない。俺たちはコントロール可能な要素を把握している。それを実行すれば、今夜よりも勝つ可能性が大幅に向上する」と意気込んだ。
▼ルカ・ドンチッチ(チーム最多37得点) 相手には素晴らしいシューティングの選手がいる。3Pシュートを50%成功させられると勝つのが難しい。彼らの3Pシュートを制御しなければならない。だから私たちはもっと良い仕事をしなければならない。
▼オースティン・リーブス(16得点) 第2Q開始にもっと良くならないといけなかった。それができなかった。その結果、相手にリードを奪われてしまい、向こうが勢いをつけてしまった1。試合で勝つか負けるかは決まらない。自分たちはもっと良くなる。