【マイラーズC】先行力魅力!5歳レイベリング狙う

2025年4月22日(火)5時20分 スポーツニッポン

 春の京都開催が開幕する。過去10年の傾向から勝ち馬を探る「Up to データ」。今週はマイラーズC(21、22年は阪神開催)を分析しよう。春のマイル王決定戦・安田記念(6月8日、東京)につながる重要ステップ。今年は登録10頭のガチンコ勝負だ。データから浮かび上がった馬は?

 《馬齢》4歳馬が【4・5・3・30】で連対率トップだが今年は3勝クラスのミスタージーティーのみ。これも自己条件のセンテニアル・パークSに回る公算が大きい。ならば【4・1・5・25】で勝率トップを誇る5歳馬の独壇場。6歳馬も17年イスラボニータ、24年ソウルラッシュが勝っているが、2頭は実績的に格上の存在だった。今年はまだ伸びしろが見込める5歳馬を中心視する。

 《ローテ》例年、中心勢力となる前走G1(海外を含む)、G2組が皆無。主役不在は明らか。実績的にはG3からの臨戦になるエアファンディタ、ジュンブロッサムが上位だが、ともに2桁着順の大敗後。前走小倉大賞典を制したロングランは1F短縮で初マイル。過信は禁物だ。そこで重視したいのが前年マイルCS出走馬。過去10年の勝ち馬のうち6頭が該当する。昨年マイルCS8着ニホンピロキーフ(16番人気)、10着ジュンブロッサム(5番人気)、さらにブービー16着に敗れたが積極策で沸かせたレイベリング(14番人気)のチャレンジを評価したい。

 《脚質》少頭数だと、どうしてもペースが落ち着く。10頭立ての19年が典型で逃げたグァンチャーレの2番手から1番人気ダノンプレミアムが抜け出しゴール。先行3頭が馬券に絡んだ。ロングラン、ジュンブロッサムのような末脚勝負のタイプは苦戦を強いられそうだ。

 《結論》先行力がある5歳馬で昨年マイルCSにも出走したレイベリングを◎に指名する。ハナを切った前走ニューイヤーS7着はフルゲート16頭立てで、ややオーバーペース。淡々と先行できれば押し切りがあっていい。同じく昨年マイルCSで経験を積んだニホンピロキーフが対抗だ。

スポーツニッポン

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