JFA審判委員会 今季のJファウル基準に「少しずつ振れ幅を狭めていくことが大事」
2025年4月23日(水)14時15分 スポーツニッポン
日本サッカー協会の審判委員会は23日、都内で報道陣向けの説明会を開いた。
審判マネジャーの佐藤隆治氏は精度向上を目指す今季のJリーグの判定について言及し、「シンプルに(笛を)吹けるものも増えてきた半面、そこは吹かなくても、という振り幅がある。最初は(ファウルを)取らないという振り幅に広くて、そうではないとなったときに少し戻りすぎとなってしまう。少しずつ振れ幅を狭めていくことが大事。よく改善されている」と話した。
今季のJリーグはプレー強度の向上を掲げ、激しい接触でもファウルでなければプレー続行を促す指針を示してきた。だが、開幕直後は反則が流されているという声が一部で上がるなど物議を呼んでいた。佐藤氏は「ファウルはファウル、ノーファウルはノーファウル。その中で当然、グレーの部分がある。そこの標準をどう上げていくか」とレフェリングの方針について再度強調した。