名古屋から海外移籍の森下龍矢が審判に激怒「人種差別主義者」「日本人を…」
2025年4月16日(水)6時24分 FOOTBALL TRIBE

日本代表招集歴のあるMF森下龍矢は、レギア・ワルシャワに必要不可欠な存在として活躍。2024/25シーズン終了後に移籍の可能性も報じられるなか、4月13日に行われたポーランド1部リーグ戦で審判員への怒りをあらわにしたという。
森下は13日のヤギエロニア・ビャウィストク戦でフル出場もゴールアシストいずれもゼロ。チームも敗れたが、『Przeglad Sportowy』によると、同選手は試合後、審判員に対して「君は人種差別主義者だ」「日本人を差別しており、リスペクトしていない」などと憤慨。当該審判員から差別的発言があったかどうかは定かではない。
また、この一戦では味方選手のゴールが取り消される一幕があったが、このジャッジとの関連性も確かではないという。そして、森下が審判員に詰め寄った際、コーチングスタッフが仲介に入ったとのこと。審判員は同選手に対してカードを提示することは無かった。
サガン鳥栖や名古屋グランパス時代、主にディフェンダーとしてプレーしていた森下は、2023年12月に名古屋からワルシャワへ1年間の期限付き移籍により加入。攻撃的MFとして結果を残すと、2024年12月に名古屋からワルシャワへの完全移籍移行が決定。2024/25シーズンはここまで公式戦43試合の出場で11ゴール10アシストを挙げている。
なお、ワルシャワはリーグ戦28試合を終えて5位。2025/26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得を目指しているだけに、3位ビャウィストク相手の黒星はチームの成績に影響を及ぼしそうだ。