【巨人】田中将大が2回無安打無四球0封「自分の中ではこれまでとの違いを出せた」2軍戦で先発
2025年4月25日(金)14時37分 スポーツ報知
2回無安打無失点のパーフェクト投球を披露した田中将大(カメラ・今成 良輔)
◆イースタン・リーグ 巨人—日本ハム(25日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人・田中将大投手が2軍の日本ハム戦で先発し、2回無安打無失点。パーフェクト投球を披露し「やろうとしたことはある程度、まだ映像を見てないからあれですけど、自分の中ではこれまでとの違いは出せたんじゃないかなと思っています。打者に捉えられたり、結果的にヒットにならなかったっていうところはありますけど、ひとまずは取り組んできたことを少し出せたかなと思います」と振り返った。
「誠司がリズム良く(サインを)出してくれていたのでそれに乗っていった」と小林とコンビを組み、初回は細川を左飛、宮崎を一ゴロ、山口を遊ゴロに封じて3者凡退スタート。ゆったりとしたフォームから丁寧に両コースを突いた。2回は有薗を三ゴロ、進藤を三ゴロ、清水優を空振り三振に仕留めた。三塁手のルーキー・荒巻が三遊間のゴロをダイビングキャッチした際は両手を上げて喜びを表現。最速は球場表示で145キロだった。
2回6失点KOとなった17日のDeNA戦(東京D)以来となる実戦。前日24日には「制球」をテーマに掲げ「これまで以上に明確な意図を持って投げたい」と話していた。登板を終え「今日で、これで終わりじゃない。ある程度できたから終わりではない。引き続きやっていきながら、今日2イニングしか投げていないので長いイニングを通してそういう投球をして相手を抑えられるように」と先を見据えた。
開幕から木曜ローテで回っており、1軍での登板間隔が空くため現在は一時抹消中。中5日で先発が予定される5月1日の広島戦(東京D)へ手応えのにじむ調整登板となった。