井上尚弥　９３歳アラムＣＥＯを前にジムワーク 　朝には１５キロの自転車トレで下半身強化

ラスベガス郊外を約１５キロ、自転車で走った井上尚弥（左）。右は弟の井上拓真（大橋ジム提供）

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◆プロボクシング　▽ＷＢＡ、ＷＢＣ、ＩＢＦ、ＷＢＯ世界スーパーバンタム級（５５・３キロ以下）王座統一戦１２回戦　統一王者・井上尚弥—ラモン・カルデナス（５月４日＝日本時間５日、米国ネバダ州ラスベガス　Ｔ—モバイル・アリーナ）

　世界４団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥（大橋）が２５日（日本時間２６日）、米ラスベガスで、５月４日（日本時間５月５日）に臨むＷＢＡ同級１位ラモン・カルデナス（米国）との防衛戦に向けた練習を行った。大橋ジムが発表した。

　朝８時に宿泊先のホテルを出発、車で２０分ほど移動してラスベガス郊外へ向かった。弟の前ＷＢＡ世界バンタム級王者・拓真（大橋）、太田光亮、鈴木康弘両トレーナーの４人でサイクリングロードに繰り出し、約１５キロのサイクリングで下半身強化に励んだ。

　午後４時にはトップランク・ジムで練習。米興行大手トップランク社の９３歳、ボブ・アラムＣＥＯに迎えられた井上は、拓真や元日本＆ＷＢＯアジアパシフィック・スーパーライト級王者で、いとこの浩樹（大橋）と３人で、鈴木トレーナーによるシグナルトレーニングでウォーミングアップ。さらにシャドーボクシングや太田トレーナー相手のミット打ち、サンドバッグ打ちなどのトレーニングを行った。

　大橋ジムの大橋秀行会長は自身のＳＮＳで自転車トレやジムワークの写真などをアップ。「試合まで約１０日　応援宜しくお願いします！」と呼びかけた。

　戦績は、３２歳の井上が２９戦全勝（２６ＫＯ）、２９歳のカルデナスが２６勝（１４ＫＯ）１敗。

　試合はＰＲＩＭＥ　ＶＩＤＥＯで独占ライブ配信される。