巨人屈辱!阪神に開幕5戦5敗は77年ぶり 2度追いつかれ、8回に田中瑛が一挙4失点

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　◇セ・リーグ　巨人2—6阪神（2025年4月26日　甲子園）

　巨人は敵地で阪神との接戦を落として2連敗。阪神戦はこれで1リーグ制時代の1948年以来77年ぶりの開幕5戦5敗という不名誉記録達成となった。

　なお、最長は1937年秋の開幕7戦7敗。引き分けを含むと、1984年の開幕8戦勝ちなし（△●●△●●●●）という記録がある。

　巨人は初回に岡本の中犠飛で1点先制。1—1で迎えた4回には吉川が左中間突破の三塁打で出塁し、岡本の二ゴロで2—1と勝ち越した。

　だが、尻上がりに調子を上げていた先発左腕・石川が4回3安打1失点で降板すると、2—1の5回に2番手として今季初登板したグリフィンが四球で出した走者に代打・渡辺の中前適時打で本塁生還を許して同点。

　2—2のまま迎えた8回の攻撃で1死満塁にしながら無得点に終わると、その裏、この回から登板した4番手右腕・田中瑛が1死一、二塁から5番・大山に左翼線を抜ける適時二塁打を打たれて勝ち越しを許し、これが相手の決勝点となった。

　1死から森下のゴロを三塁・門脇が捕球できず、バックアップした遊撃・泉口が一塁へ悪送球（記録は内野安打と失策）。4番・佐藤輝を申告敬遠したが、直後に大山にしてやられた。

　さらにこの回、前川を申告敬遠したあとで坂本にも左越え適時二塁打され、5—2。ここで登板した5番手左腕・高梨も小幡の中犠飛で相手の追加点を許した。

　昨年12月の現役ドラフトで日本ハムから巨人に移籍した田中瑛はここまで好救援を続けてきたが、今季10試合目の登板となったこの日は1/3を投げて3安打4失点。移籍後初黒星を喫している。

　なお、巨人は貯金が1に減り、4カードぶりの負け越しが決まっている。