巨人・阿部監督「もうあそこが全て」と8回1死満塁無得点を悔やむ その裏、一挙4失点で77年ぶり屈辱

2025年4月26日(土)17時39分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人2—6阪神(2025年4月26日 甲子園)

 1リーグ制時代の1948年以来77年ぶりとなる阪神戦開幕5戦5敗。不名誉な記録を打ち立てた巨人の阿部慎之助監督(46)は1死満塁で得点できなかった8回の攻撃を「もうあそこが全て」と悔やんだ。

 初回に岡本の中犠飛で1点先制。その裏に追いつかれたが、1—1で迎えた4回には吉川が左中間突破の三塁打で出塁し、岡本の二ゴロで2—1と勝ち越した。

 だが、尻上がりに調子を上げていた先発左腕・石川が4回3安打1失点で降板すると、2—1の5回に2番手として今季初登板したグリフィンが追いつかれた。

 2—2のまま迎えた8回の攻撃では1死満塁としながらキャベッジの痛烈な打球は遊撃・小幡のダイビングキャッチに阻まれ、代打・大城卓は遊ゴロに倒れて得点ならず。その裏、4番手右腕・田中瑛が一挙4失点して敗戦となった。

 試合後、8回の攻撃について聞かれた阿部監督は「ね。もうあそこが全てだったし、ね。あそこでもう点取れなかったら、もうほぼイコール負けみたいな流れになっちゃったけどね、うん」とコメント。

 「同点だし、逆転もしたしね。いい形でつくったんで、野球って怖いなって思うね」と続けた。

 また、「みんな必死でやってるんだけどね。技術がないってことじゃないですか」と6安打を放ったのが1番・泉口、2番・若林、3番・吉川、4番・岡本の上位打線だけという結果にチクリ。

 石川交代のタイミングについては「いや、もう、そうだね。いつもあの球数になってくると急に落ちたりしてくる。代え時だなと思って代えました」とし、グリフィンについては「最初のイニングはちょっとばらついてたけど、2イニング目はいい感じで抑えてくれたんで次につながるかなと思います。でも明日もね、総力戦で。必ず勝って帰りたいと思います」と話していた。

スポーツニッポン

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