【阪神】湯浅京己が国指定難病から684日ぶり1軍シーズン登板「ここから始まる」1回0封 150キロ
2025年4月29日(火)17時19分 スポーツ報知
7回から登板した湯浅京己(左)が、1イニングを無失点に抑え笑顔でベンチへ戻る(左から2人目は梅野隆太郎)(カメラ・豊田 秀一)
◆JERA セ・リーグ 中日—阪神(29日・バンテリンドーム)
阪神・湯浅京己投手が、が684日ぶりに1軍のレギュラーシーズンでのマウンドに上がった。
先頭・木下拓に中前打、代打・山本の犠打で1死二塁。岡林を三邪飛、板山を遊ゴロに抑えた。1回1安打無失点で、最速は150キロだった。「緊張してなにも覚えてない…。やっと、ここからまた始まる。たくさんの人の支えがあってここまで来られた。マウンドでいっぱい投げてる姿を見せて、しっかり恩返しできるように」と力強かった。
24年に国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」と診断され、同8月に手術した右腕。1軍舞台で確かな一歩を踏み出した。