【阪神】掛布雅之氏ら球団OB10人が甲子園で野球教室「喜んでくれたのが一番。みんな笑顔だった。定期的にやっていけたら」
2025年4月29日(火)15時4分 スポーツ報知
石川県大阪事務所所長・竹本正平氏(左から3人目)に能登半島地震義援金を手渡した阪神・掛布雅之OB会長(同4人目)
阪神のOB会長を務める掛布雅之氏=スポーツ報知評論家=ら球団OB10人が、甲子園で野球教室「未来につなぐ トライアルベースボール〜打ちたいねん!投げたいねん!走りたいねん!〜」(スポンサー=株式会社インサイド、兵庫三菱自動車販売株式会社、ミリオネア会「スマイルママプロジェクト」)を開催した。
午前、午後の2部制で、計220人の子どもたちが参加。ティー打撃の指導を担当した掛布氏は「レベルに振る。肩が下がったらダメ」「足の裏に体重を感じる」「空振りしてもいいから、森下(翔太)のように強く振る」などとアドバイス。実演で快音を響かせると、子どもたちから歓声が上がった。
シーズン中の甲子園のグラウンドで野球教室が実現したことに、「子どももお母さんたちもみなさん喜んでくれたのが一番。みんな笑顔だった。ここで阪神の選手たちが戦っている。そういう本物のグラウンドですから」と満足げ。この日はOB会副会長の桧山進次郎氏や、鳥谷敬氏、糸井嘉男氏らが参加。掛布氏は「僕は今日来ているメンバーと現役で重なっているわけではなくて。2軍監督の時にちょっと重なったりはしている選手もいるんだけど、90周年のいろいろなイベントをやってもらう中で、OB同士の出会いというのかな。そういうのがかなり今年はあるんじゃないですか。すごいいいことだと思います」と声を弾ませた。
「OB会としても1回で終わらせることなく定期的にこういう形でやっていけたらいいなと。1回目ですけど、よかったなという手応えを感じています」と次回開催も思い描いた。また、OB会から石川県大阪事務所所長の竹本正平氏に能登半島地震義援金が贈られた。
野球教室を含むキッズフェスタの来場者数は過去最高の約1万4000人となった。