創価大・立石 本塁打新記録持ち越しも...広角3安打 巨人スカウトD「高いレベルで三拍子そろう」
2025年5月4日(日)18時35分 スポーツニッポン
◇東京新大学野球 創価大13—0駿河台大(2025年5月4日 飯能市民)
今秋ドラフト1位候補の創価大・立石正広内野手(4年)が広角に3安打を放ち、勝利に貢献した。前日に4試合連発となる5号ソロを放ち、自身が持っているシーズン最多本塁打の連盟記録に並んでいたが「意識はなかった。普段通りしっかりコンタクト率を、と考えていた。いい感じに打球が上がればという感じだった」と平常心で試合に臨んだ。
初回の第1打席に四球を選ぶと、3回に左前打、4回に右翼線二塁打、8回に中前適時打と計3安打1打点。出塁すると快足を飛ばして3得点も記録した。本塁打の連盟新記録は持ち越しとなったが、「ホームランよりもコンタクト率だったり打率にこだわっている。(次戦は優勝争いの中で)緊張すると思いますけど、死に物狂いで塁に出て貢献できたら」と見据えた。
この日は巨人、日本ハム、西武、カージナルスなど日米計8球団が視察。巨人の榑松伸介スカウトディレクターは「パンチ力は最大の魅力ではありますが、守りと足が素晴らしい。高いレベルで三拍子そろっている選手。打席の中で余裕があり、選球眼もいい」と評価した。